免疫療法は自己免疫を活性化させ、病気を治療する方法です。今年のノーベル医学生理学賞の受賞者は、この自己免疫療法を考案してがん治療に役立てたアメリカの研究者だそうです。受賞した研究者自身も、がんに罹ってしまい、自己免疫療法によって予後の悪い癌であったそうですが、一般的な余命よりも長く生きていらっしゃるとのことです。
親戚のオジさんが肺がんにかかってしまった。オジさんに世話になっていた僕は、入院している病院に見舞いにいくことにした。もう末期のがんで、手の施しようがないと聞いていたのだが、ベッドの上のオジさんは、少し痩せてはいたものの、いたって元気だった。見舞いの帰り、僕は電車の中で、人目も気にせず涙を流してしまった。
■風味とコンセプト両立成功
大阪のご当地ラーメン作りを目指し、産経新聞大阪社会部の記者たちが勢いだけで結成した「大阪ラーメン部」。大阪の食文化に一石を投じようと、生麺作りの枠を超え、即席麺大手「エースコック」との共同開発で年900億食の世界市場のカップ麺業界に挑む。
大阪人に愛される味を目指し、「甘辛」と「始末」をコンセプトにしたご当地カップ麺の試作品が完成し、ラーメン部とエースコックの共同開発プロジェクトは大きな節目を迎えた。
チャーシューだれの旨味が凝縮した液体スープに加え、隠し味として甘辛感を引き立たせるとろろ昆布を使用、深みのあるスープに仕上がった。
お湯を注ぐと、じわじわ溶け出し、昆布の風味が一層増す。うどんであれば想像もしやすいが、即席ラーメンでとろろ昆布を使うというのは業界でもあまり例がない。このアイデアはどのようにして生まれたのか。
◆ハードルは高く…
「鶏がらが効いて、昆布も効いて、なおかつ甘辛感を出すというのは正直、至難の業でした」。こう話すのは、スープ開発担当の中野雅文さん。
当初は粉末スープに昆布だしを調合し、風味を出そうと試みたが、「コンセプトを意識しすぎると、昆布の味が強調され、うどんだしのようになってしまう。バランス加減に頭を悩ませました」。
生麺のときもそうだったが、昆布だしを効かせすぎると、うどんとラーメンの間のような中途半端な味になる。昆布の風味を生かしながら、甘辛感のあるラーメンスープにするのは、カップ麺でも相当ハードルが高かったらしい。
◆思いも寄らぬ発想
これまで数々のカップ麺を世に送り出した中野さんをも悩ませたスープ作り。挫折しそうになった中野さんを救ったのは、かやく担当の伊集院兼宣(かねのぶ)さんの一言だった。
「かやくの中にとろろ昆布を落としてみてはどうでしょうか?」
粉末スープの調合にこだわり続けた中野さんにとって、伊集院さんの提案は「思いも寄らない発想だった」という。
エースコックは過去にとろろ昆布をかやくに使用したカップ麺を販売したことがある。ただ、ラーメンで使ったことは一度もなく、「こんな組み合わせ、どこもやったことないんとちゃうの?」と、同僚の開発担当者でさえ懐疑的な見方を示したという。
さっそく2人で開発に取り掛かり、繊維状の乾燥昆布を使ったスープ作りに着手。昆布の量や調味料の配合を調整しながら、2カ月かかって試作品が完成した。
◆苦労詰まった一杯
「昆布だしにもなるし、かやくとしての見栄えも楽しめる。われわれにとっても新しい試みでした」と伊集院さん。「開発秘話」とも言える事実を聞かされ、部員たちもただ驚くばかりだった。
試作品とはいえ、開発陣の苦労や思いが詰まった一杯を身内だけで味わうのはもったいない。そんな思いを商品開発グループの植田浩介さんにぶつけてみると、「大阪のいろんな人に食べてもらいましょうよ!」。
そして9月28日。試作品のお披露目となる試食会が、くいだおれの街・大阪を代表する道頓堀で行われた。
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東日本大震災で被災した岩手県大船渡市の漁業者を支援しようと、同市で水揚げされた旬のサンマを大阪市の中心部で振る舞う「東日本大震災復興支援・大船渡サンマまつり」が8日、御堂筋に面した南御堂(真宗大谷派・難波別院、大阪市中央区)で計画されている。
7〜9日に、大阪市中央区の船場地区一帯で開催される「船場まつり」(船場まつり推進協議会など主催)の一環として、産経新聞社などが実施。大船渡市から新鮮な生サンマ500匹を取り寄せ、炭火で焼いて振る舞う。代金の代わりに、200円程度の寄付金を募り、漁業の復興に役立ててもらうほか、会場では大船渡からのサンマの直送便サービスの紹介も行い、来場者が秋の味覚を楽しみながら被災地支援を行えるよう促す仕組みだ。
南御堂では、同じ宗派の寺院が大船渡市内にあることから、震災以後、職員らを交代で同市に派遣するなど支援活動を行ってきており、「大船渡サンマまつり」の趣旨に賛同。職員や門徒らでつくるボランティア組織のメンバーらを動員して、サンマの焼き上げなどを担当する。
振る舞いは8日午前11時開始。なくなり次第終了する。
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